2015年12月4日金曜日

FAQ(豆本や豆本作りに関しての質問)

▲ 豆本作りはどうやって覚えましたか?
▽ 岡野暢夫『豆本をつくる』(創和出版 1987) を読んで勉強しました。(2012.6.21)

▲ 豆本の存在をいつ頃知りましたか?
▽ ドールハウスの展示会に連れて行ってもらったことや、『自分で仕立てる本』(文化出版局1976)が家にあったので、子供の頃から知っていました。(2012.6.21)

▲ なぜ豆本を作ろうと思ったのですか?
▽ 超短編という短い話を書くようになり、これを本にするには豆本がちょうどいいだろうと感じたからです。(2012.6.21)

▲ 制作にはどれくらい時間がかかりますか?
▽ 本かがり上製本を20冊~30冊程度をまとめて作る場合、印刷から完成まで約1ヶ月かかります。「危ない喫茶店(洋本)」の作業時間を計測したところ、のべ32時間ほどでした。
作業に入る前に、収録作品の選定や、装丁を考えたり、パソコンを使っての版下作成も加わりますので、実際に一つの作品に関わる時間はもっと長くなります。(2012.6.21)

▲ 紙はどこで買うのですか?
▽ 洋紙は
  株式会社 竹尾 見本帖本店(東京都千代田区神田錦町3-18-3)
  株式会社 梅原洋紙店 紙名手配(https://ssl.shimeitehai.co.jp/shop4)
をよく利用しています。(2012.6.21)

▽ 和紙は
  紙のたかむら(東京都豊島区池袋1-1-2)
  株式会社小津商店 小津和紙(東京都中央区日本橋本町3-6-2)
をよく利用しています。(2015.12.24)

▲ 豆本に書かれた文字は読めますか?
▽ 6.5pt~8ptの文字を主に使用しています。使用しているフォントは教科書体や明朝体で、余白や行間・字間を適宜調整し、できるだけ読みやすいように工夫しています。
  老眼の方にはしばしば読みにくいとのお声を頂きますが、一方で【視野が狭いが視力がある】ロービジョンの方には読みやすいとのご指摘を頂いたことがあります。(2012.7.4)

▲ 豆本は壊れませんか?
▽ 瓢箪堂の豆本で一番弱い部分は、「見返しと本文用紙の接着部分」です。ここはボンドで1ミリ~2ミリ幅に接着しているだけなので、強く開くと剥がれてしまいます。その場合は、爪楊枝の先などでほんの少しずつボンドを付け、静かに本を閉じて重しをし、乾燥させれば修復することができます。
 見返し用紙と本文用紙を完全に貼り付ける製法ならば堅牢になるのですが、その場合、ここだけ紙が厚くなり手触りが変わること、見返しの紙の色や質感を楽しむ面が減ることなどから、敢えてこの製法は採用しておりません。
  また、家庭用インクジェットプリンターを使用しているので、経年による印刷状態の悪化の可能性がありますが、現在のところ最も古い作品(2005年製)も大きな変化は見られません。念のため、日に当たるところなどは避けて保管してください。(2012.7.4)

▽ 和紙を使った作品では、金箔や銀箔を使用しているものがあります。まだ技術が未熟なこともあり、剥がれやすく、特に銀は酸化で変色(黒くなる)が起こります。 銀の変色は避けられないものですので、時の流れをお楽しみいただけたら幸いです。(2015.12.24)

▲ 最後のページのハンコと数字は何ですか?
▽ 検品をした際に、奥付(最後のページ)に瓢箪堂のオリジナルの印を押し、シリアルナンバーを書き入れています。正式な作品の証です。
 印は、焼き物(陶製)で、数種類あります。私がデザインし、長年陶芸をやっている母に制作を頼みました。
 印が完成したのが2011年ですので、それ以前の豆本にはシリアルナンバーのみが書いてあります。(消しゴムハンコの印が入っているものもあります)また、極端に小さな豆本には、印は押していません。
 なお、がちゃぽん用の100円豆本には印やシリアルナンバーを入れておりません。(2013.4.8 追記2013.9.26)