2015年12月7日月曜日

豆本ツリー2015

2014.12.5~12.25




2015年12月4日金曜日

FAQ(豆本や豆本作りに関しての質問)

▲ 豆本作りはどうやって覚えましたか?
▽ 岡野暢夫『豆本をつくる』(創和出版 1987) を読んで勉強しました。(2012.6.21)

▲ 豆本の存在をいつ頃知りましたか?
▽ ドールハウスの展示会に連れて行ってもらったことや、『自分で仕立てる本』(文化出版局1976)が家にあったので、子供の頃から知っていました。(2012.6.21)

▲ なぜ豆本を作ろうと思ったのですか?
▽ 超短編という短い話を書くようになり、これを本にするには豆本がちょうどいいだろうと感じたからです。(2012.6.21)

▲ 制作にはどれくらい時間がかかりますか?
▽ 本かがり上製本を20冊~30冊程度をまとめて作る場合、印刷から完成まで約1ヶ月かかります。「危ない喫茶店(洋本)」の作業時間を計測したところ、のべ32時間ほどでした。
 作業に入る前に、収録作品の選定や、装丁を考えたり、パソコンを使っての版下作成も加わりますので、実際に一つの作品に関わる時間はもっと長くなります。(2012.6.21)

▲ どんな道具を使いますか? ピンセットは使いますか?
▽ カッターと数種類の定規(ステンレス定規を愛用しています)、針(手芸用や和裁用の縫い針)、ハサミが主な道具です。
 ヘラは使いますが、ピンセットは使いません。
(2018.6.16)

▲ 紙はどこで買うのですか?
▽ 洋紙は
  株式会社 竹尾 見本帖本店(東京都千代田区神田錦町3-18-3)
  株式会社 梅原洋紙店 紙名手配(https://ssl.shimeitehai.co.jp/shop4)
をよく利用しています。(2012.6.21)

▽ 和紙は
  紙のたかむら(東京都豊島区池袋1-1-2)
  株式会社小津商店 小津和紙(東京都中央区日本橋本町3-6-2)
をよく利用しています。(2015.12.24)

▲ 豆本に書かれた文字は読めますか?
▽ 6.5pt~8ptの文字を主に使用しています。使用しているフォントは教科書体や明朝体で、余白や行間・字間を適宜調整し、できるだけ読みやすいように工夫しています。
  老眼の方にはしばしば読みにくいとのお声を頂きますが、一方で【視野が狭いが視力がある】ロービジョンの方には読みやすいとのご指摘を頂いたことがあります。(2012.7.4)

▲ 豆本は壊れませんか?
▽ 瓢箪堂の豆本で一番弱い部分は、「見返しと本文用紙の接着部分」です。ここはボンドで1ミリ~2ミリ幅に接着しているだけなので、強く開くと剥がれてしまいます。その場合は、爪楊枝の先などでほんの少しずつボンドを付け、静かに本を閉じて重しをし、乾燥させれば修復することができます。
 見返し用紙と本文用紙を完全に貼り付ける製法ならば堅牢になるのですが、その場合、ここだけ紙が厚くなり手触りが変わること、見返しの紙の色や質感を楽しむ面が減ることなどから、敢えてこの製法は採用しておりません。
  また、家庭用インクジェットプリンターを使用しているので、経年による印刷状態の悪化の可能性がありますが、現在のところ最も古い作品(2005年製)も大きな変化は見られません。念のため、日に当たるところなどは避けて保管してください。
(2012.7.4)

▽ 和紙を使った作品では、金箔や銀箔を使用しているものがあります。まだ技術が未熟なこともあり、剥がれやすく、特に銀は酸化で変色(黒くなる)が起こります。 銀の変色は避けられないものですので、時の流れをお楽しみいただけたら幸いです。(2015.12.24)

▲ 最後のページのハンコと数字は何ですか?
▽ 検品をした際に、奥付(最後のページ)に瓢箪堂のオリジナルの印を押し、シリアルナンバーを書き入れています。正式な作品の証です。
 印は、焼き物(陶製)で、数種類あります。私がデザインし、長年陶芸をやっている母に制作を頼みました。
 印が完成したのが2011年ですので、それ以前の豆本にはシリアルナンバーのみが書いてあります。(消しゴムハンコの印が入っているものもあります)また、極端に小さな豆本には、印は押していません。
 なお、がちゃぽん用の100円豆本には印やシリアルナンバーを入れておりません。(2013.4.8 追記2013.9.26)


2015年12月3日木曜日

まめほんchor.活動履歴

2019.9.21~9.23 川越・小江戸蔵里『木の家具と豆本展9』
2018.9.22~9.24 川越・小江戸蔵里『木の家具と豆本展8』
2017.9.16~9.18 川越・小江戸蔵里『木の家具と豆本展7』
2017.3.24~3.26 高円寺・ギャラリーめばちこ『豆本ブレンド3』
2016.9.17~9.19 川越・小江戸蔵里『木の家具と豆本展6』
2015.9 .21~23 川越・小江戸蔵里 『木の家具と豆本展5』
2014.9.20~23 川越・小江戸蔵里『木の家具と豆本展4』
2013.9.14~16 川越・小江戸蔵里『木の家具と豆本展3』
2013.7.1~7.31 架空ストア『豆本ブレンド おとりよせ』
2013.6.5~16 吉祥寺・ビタミンTee『豆本ブレンド2』
2012.11.23~25 川越・小江戸蔵里『木の家具と豆本展2』
(11月20日 朝日新聞埼玉版マリオンに告知記事掲載)
2012.5.18~28 東中野・ビタミンTee『豆本ブレンド』
2012.5.2~5 川越・小江戸蔵里『木の家具展』に委託
2011.9.23~25 川越・小江戸蔵里『木の家具と豆本展』

まめほんchor.

茶柱立太、五十嵐彪太、葉原あきよ、武田佳夕、武田若千


2015年12月2日水曜日

クリスマス 萩原朔太郎

萩原朔太郎の詩「クリスマス」を豆本にしました。


『クリスマス』
著者 萩原朔太郎
発行 2015.12
部数 10部
値段 1000円(本体価格)
寸法 H35W28D2(mm)
頁数 14頁
綴じ 四つ目綴じ(和綴じ)
本文・表紙 石州楮
注意 銀箔を使用しています。剥離や経年による黒ずみ(酸化)の可能性があります。

2015年9月21日月曜日

箱庭


『箱庭』
著者 五十嵐彪太
発行 2015.9
部数 30部
寸法 H35W28D2(mm)

2015年9月13日日曜日

胡桃割り人形の錯乱


『胡桃割り人形の錯乱』
著者 五十嵐彪太
発行 2015.9
部数 30部+
寸法 H36W28D2(mm)

2015年9月7日月曜日

『樹上鉱脈』五十嵐彪太


【書誌情報】
発行 2015年9月
部数 17部
値段 2000円(本体価格)
寸法 H43W31D6(mm) 3g
箱寸法 H78mmW78D30 34g
頁数 8頁
綴じ 折り本
本文 須崎楮紙
備考 木箱入り
注意 銀箔を使用しています。剥離や経年による黒ずみ(酸化)の可能性があります。
使用ソフト Illustrator

【収録作品】
・樹上鉱脈

2015年7月30日木曜日

『指輪のはなし』五十嵐彪太



【書誌情報】
発行 2015年8月
部数 9部
値段 2000円(本体価格)
寸法 H40W35D7(mm) 6g
箱寸法 H50mmW50D25 13g
頁数 32頁
綴じ 本かがり
本文 ホワイトエクセルケント
備考 クリアボックス入り
注意 小さなパーツを使用しています。無理に引っ張らないでください。またケガなどにもご注意ください

【収録作品】
・明日のデート
・指輪が香る
・回遊
・海底教会

2015年6月20日土曜日

『月のサーカス』五十嵐彪太


 【書誌情報】
発行 2015年6月
部数 17部
値段 1500円(本体価格)
寸法 H43W31D6(mm) 3g
箱寸法 H78mmW78D30 34g
頁数 8頁
綴じ 折り本
本文 細川紙
備考 木箱入り
注意 銀箔を使用しています。剥離や経年による黒ずみ(酸化)の可能性があります。
使用ソフト Illustrator

【収録作品】
・月のサーカス

製作記→『月のサーカス』の作り方

2015年5月20日水曜日

プロフィール

五十嵐彪太(いがらしひょうた)

屋号:瓢箪堂  サイト名:瓢箪漂流
1979年3月 東京生まれ 
2002年3月より超短編の執筆を始める。
2003年1月 初めて豆本を作る
2006年より、豆本の制作、活動を本格的に開始。
2006年夏 マメBOOKSに参加。
2011年 まめほんchor.を結成。

■超短編作品掲載書籍■
『てのひら怪談2』ポプラ社
『てのひら怪談己丑』ポプラ文庫 
『てのひら怪談庚寅』ポプラ文庫
『超短編の世界』創英社
『超短編の世界vol.2』創英社
『超短編の世界vol.3』創英社
『異形コレクション 未来妖怪』光文社
みちのく怪談コンテスト傑作選2010』荒蝦夷
『みちのく怪談コンテスト傑作選2011』荒蝦夷

■豆本作例掲載書籍■
『豆本づくりのいろは』赤井都 河出書房新社

■王朝継ぎ紙■
『王朝継ぎ紙づくり 和紙で楽しむ料紙制作・箔装飾』近藤陽子/王朝継ぎ紙研究会 共著 マール社 

■コラボレーション■ 
2008年 【音楽】 アコーディオンユニット蛇腹姉妹 豆本『蛇腹島の一日』 12月8日朗読ライブ開催
2012年 【絵画】 江崎五恵さんの作品とともに超短編「頭骨の見る夢」展示
2013年 【絵画】 江崎五恵さんの作品とともに超短編「夜と朝を渡る橋」展示
2014年 【スープ】 有賀薫さん 豆本『スープ・ファンタジー』 4月12日朗読会開催
2016年 【絵画】 江崎五恵さんとの展覧会「妄想二人展」1月7日~2月1日

豆本作りについてよく頂く質問

もっと詳しい活動履歴


   
   






2015年3月13日金曜日

いつも空腹の時計



『いつも空腹の時計』
著者 五十嵐彪太
発行 2015.3
部数 110部
寸法 H35W26D4(mm)


2015年1月22日木曜日

バイカラー和紙ノート



寸法:H45×W35×D6(mm)
頁数:40頁 無地
綴じ:リンクステッチ
発行:2014年11月